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「最悪の事態を避けるために」のＫＩＹＯさんに基本的に賛成です。野党は結集して小泉・自民党と闘う必要があります。
ただ、私は民主党を「よりまし」な政党とは思っていません。民主党は、事務系労働者の一日の労働時間の制約を取り払う労働基準法の改悪に賛成しました。最近では、「公共事業削減」を主張する一方で、問題のある公共事業をくい止める有効な法的手段であった土地収用法を、公共事業を行う側に有利な「改悪」を行なうことに賛成しました。よって民主党を自民党の悪政をただすことのできる政治勢力とは見なしていません。
最近の共産党の主張には疑問な点がないわけではありません。（たとえば石原都政に是々非々とか）また、社民党も本当に弱者いじめの小泉改革に反対を貫けるのか若干の不安もあります。しかし、憲法問題、とりわけ憲法９条「改悪」阻止の担い手としては両党を応援するしかありません。
共産党の選挙区「全滅」は、相手候補のかねあいもありますが、「ありうること」だと思います。そこで選挙協力ということになるのですが、今の段階で、政党間の正式な選挙協力は不可能でしょう。
そこで、憲法「改悪」に反対する良識派が、「勝手連」的に勝てそうな方の候補を応援することを提案します。
例えば、社民党系候補が勝てそうなところは大分県、沖縄県です。ここでは、社民党の候補に護憲派の票を集中します。
共産党候補でかつて議席を確保したものの厳しい戦いが予想されるところは、埼玉県、京都府、大阪府です。（東京都では緒方さんに護憲派統一候補になってもらいたいところなのですが…）こうして、５～６人でも「護憲」の立場の議席を確保する必要があります。
今回の選挙、共産党にとってだけでなく、「護憲派」にとっても危機的な状況にあります。憲法９条をはじめとする憲法の諸価値を守り発展させるためにも、なんとしても「護憲派」の議席を守りたいと思います。すべての「護憲」の立場の人々に訴えたい気持ちです。