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欧米訪問から小泉さんがかえってきた。
欧米の新聞での小泉評価は、小泉さんというより８０とか９０％といわれる日本人の小泉指示の異常さと未成熟な日本人の政治意識についてのコメントが多かったとのことです。
日本の新聞が小泉論評をあまり書かないのはまだ実行段階に政治が入ってないからかも知れないが、マスコミ特有の売上主義が影響している感じを受けてしまいます。
構造改革の痛みとは倒産のこと。１００万人の失業者が出るとアメリカでは見ている。
具体的にどのようなセーフティーネットを作れるのか。勢いだけでなく、現実的な地味だが本物の政治を行なって欲しい。そして、はでなパフォーマンスをやめて一般人の表面的な指示を得ようとする政治家として最悪な態度はやめて欲しい。実績で、政治内容でものをかたるようにして欲しい。
しかし、私が少々感心しているのは、３流といわれる週刊誌や夕刊紙（夕刊フジ）などが一斉に田中まき子氏や小泉首相をたたいていることだ。この辺が日本も成熟してきているのかなという感じをいだかせてくれて少し安心してきた。
いずれにしてももっとも危険視しなければいけないのは一般大衆であり、ポピュリズムである。戦争はいつもこの形でおきてきている。