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セックスについての 考察

2001/7/9 待子

 動物の場合、セックスは、命がけの場合が多い。
 例えば、カマキリは、交尾のあと、うまく逃げないと、オスはメスに食べられてしまう。
 鈴虫も、オスはメスに食べられてしまうらしい。更に、メスは子供に食べられてしまう。
 セックスは、本来は、子孫を残すためのものである。
 ひとり、人間だけが、それを享楽にするようになった。
 だが、人間とても、本当は、命がけである。
 近頃、流行のエイズを始め、B型肝炎、C型肝炎、クラミジア、トリコモナス、古くは、梅毒、淋病、それから、現在は、発見されていないが、こわい病がまだあるかも知れない。
 そんな恐ろしい行為を、愛してもいない異性とする気には、なれない。
 私は、幸い、今は一人身だが、かっては夫がいた。彼は、経済力はゼロだったが不倫はしない。というよりは、出来ない環境にあった。それで、私は安心していた。
 今の世の中で、不倫をしない男性を見つけるのは困難だ。だから、恐らく、私は再婚する事はないと思う。
 C型肝炎などは、10年ほど前までは、病原菌が解らなかった。その為に、夫からうつされて苦しんでいる女性は多い。又、その逆もあるとは、勿論思うけど、どうしても妊娠にしても罹病にしても、女性は弱者だと思う。
 現在、いつ浮気をするか解らない夫と同棲している妻の気持ちはどんなだろう。私には、堪えられないことである。
 従って、妻のある。男性と係わりを持つということは、同性に対する最大の裏切りだと思う。
 同じ、セクハラにしても、一線をこえるか超えないかは、私にとっては重大な意味がある。気持ちの問題は、身体の痛みにくらべれば、私にとっては、大きな痛みにには、感じられない。(私が、唯物論者のせいではないと思うが)そういうわけで、雨降りさんが心配してくださったような事は、私には、該当しません。