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最近の共産党はヘンだと思います

2001/8/1 想い出、30代、無職

 私は元党員です。学生時代(80年代後半)に数年間活動していました。また同時にある民主団体にも加盟していました。が、就職を機会にしていっさいの活動を辞めました。
 理由はひとことで言えば「物理的・精神的にいろんな意味で”犠牲”を強いられるのに嫌気がさしていたから(特にまわりの学生連中からは”浮いた”存在になっていたのが嫌でした)」です。決して共産党の理念や路線に疑問を持ったからではありません。今でも陰ながら共産党の支持者であり選挙の時には共産党の候補および共産党に投票しています。
 私が共産党の動向について知りうる媒体は、今やテレビ・新聞・インターネットしかありません(学生時代は選挙の時にはよくまいていた全戸配布ビラを見かけないくらい田舎で、現在の私の知り合いの中にも党員はいません)ので間違った認識もあるかとは思いますが、このサイトを見ていると黙っていられなくなりました。

 さて本題です。
 ずっと共産党を支持してきましたが、ここ数年の共産党はどこかおかしいと私は思います。私が学生当時(80年代後半)は消費税(大型間接税)導入反対をはじめとして”かたくなまでに”革新の旗を高く掲げて戦っていましたが(当時は不破哲三委員長・金子満広書記局長体制でした)、最近はどうしたものでしょうか?! 例を挙げると、消費税では「3%に戻します」とかいう文字を目にして驚きを禁じ得ません。まるで弱腰の社会民主主義政党じゃないですか!「日本経済の多数派である家計を潤すのが大切だ」と言いながら、昔みたいに「消費税は即刻廃止!」ときっぱりとどうして言わない(言えない?)のでしょうか? 自衛隊にしてもどうして「活用」論なるものが飛び出してくるのでしょうか? 目先(数ヶ月先あるいはせいぜい数十年先)のことしか頭にない、煮ても焼いても食えない他の政党(自民党・民主党など)とは違い、おそらくは数百年先あるいは数千年先に現実のものになるであろう共産主義社会を展望したすばらしい「日本共産党綱領」の精神はどこへいってしまったのでしょうか? 党中央への狂信的な体質も相変わらずのようです。
 先日の東京都議会議員選挙結果や今回の参議院議員選挙結果を見るにつけ歴史的大敗北に終わっていることに歯ぎしりしてしまうような思いです。一刻も早く体勢を立て直して、まずは革新連合政権を樹立して、明るい未来が見える日本になることを切望してやみません。