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「IT」などに惑わされず、持続可能で連帯・自治に基づいた社会構想を!

2001/8/17 地域経済分科会、20代、サラリーマン(連合組合員)

 こんばんは。

 「保守」の地域経済分科会です。

 ITがなにやら議論になってますね。

 私もインターネットを利用した言論活動はしてますし、インターネットを活用した地域活性化のためのNGO活動もしています。

 しかし、重要な事は、

1、社会が持続可能であること

 エネルギー浪費は駄目。ITも手段に過ぎない。エネルギー浪費ならITであろうがなんであろうがエネルギーへの課税などを通じて当然規制されるべき。

2、自己疎外排し、連帯して行く事。

 公務員と民間労働者、自営業者、農民が互いにいがみ合ってはだめ。

 社会保障も老人vs若者の世代間戦争では駄目。

 いままでのシステムはお上からの恩恵でしたからそれが限界でした。

 連帯に基づく原理で、資本に規制し、所得再分配を行なう。そして、恵まれない状態の人をよりよい状態へ引き上げるシステムの確立を!

 所得格差が広がりすぎると、階層の再生産が進みます。これは本当の意味での「自由主義」とも反します。

3.自治の原理

 ITでもなんでも、お上の言う事には眉唾を付ける事です。地域から対抗するオルタナティブを考えましょう。

 ITがグローバルとすれば、地域経済を再生させていくことで対抗するのです。日本共産党をはじめ革新勢力は、地域再生を通じて、オルタナティブを具体化させやがては天下を取ることを目指しましょう。

 いきなり国政レベルでどうこうというのは、難しいと思います。地方議員第1党と言う優位性を生かすことを考えても、地方から国政を包囲する戦略がよいかと思います。

4.以上を確立しお上に惑わされてはいけない。

 以上の基本線を守る事を前提にITでも何でも批判的に検討を加えるべきです。

 筆者は、自動車社会について、痛烈な批判を自民党支持者だったころからしてきました。

 橋本行革は、都心を空洞化しモータリゼーションを激化。これでどうして地球温暖化防止が出来ようか、と。

 その橋本行革の愚挙が小泉も繰り返そうとしています。

  お上への痛烈な批判精神こそ日本共産党の良い所です。遺憾なく発揮しましょう。