民医連の問題はいろいろあります。医師、看護婦以下の階層になっているのは、不平等社会日本と言うことでしょう。医療機関や宗教施設はそれらしくすべきで、選挙事務所にしてはなりません。そういう意味で学会と共産党の対立は、低次元です。
病気の原因は、内因と外因とがあります。公害、労災などの外因を解明して、医学を変革すべきでしょう。患者、労働者に教えてもらうのが民医連医療の原則でした。
文学者なら家庭の民主化、教育家なら教育基本法の貫徹というように、変革の主題は明らかです。拡大だけが変革になる、手段が目的化するというのは間違いです。
民医連の手がかりは、若い人がまだいることと、組合だと思います。労基法に基づく組合活動をすべきだと思います。