①社会主義労働者党
>ID:141] Fri Aug 3 08:07:29 2001
Name: 革命とか改革・革新が好きな者 URL: DEL?
Subject: 昔の革新勢力は死んだが○○という革命的改革・革新は活発な世相
社会主義労働者党(社労党)の皆さんへ
今の時代既成の革新諸政党(衰退つつある日本共産党と社民党、衰退した新社会党、不明な?民主党)などは、施政者である徳川長期世襲政権のような勢力に太刀打ち出来ず国政選挙があっても議席増が期待できない相変わらず離合集散の少数の政治勢力で社会変革時代の大構造改革の激変で働くものたちは苦難の痛みを伴い革新勢力の飛躍のチャンスがあっても期待に堪えられる政治勢力では有りません。しかしだからと言って、社労党へ期待するには、民主的選挙?で選ばれた国政には議席がなく国民に対して政治を変える民主的な責任ある発言権がありませんね、何時になったら議席をとるつもりですか、実現なき夢を追うだけのドンキホーテなのですか?
②新社会党
保身のための主観的な総括を排除し、革新運動の大胆な「転換」を!
2001/8/6 ichitake、40代、零細企業経営者
江東江戸川総支部に所属する新社会党員です。
<事実を直視した総括の重要性!新社会党の政治生命は危機に陥った>
わたしたちはなによりも事実を直視しなければならない。国会議員選挙3連敗、今回の選挙結果によって国会議席が新社会党にとって遠いものになってしまったという事実をつきつけられたのである。まさに新社会党は、政治生命の危機に直面することになった。
わたしたちが、国民と国政に責任を負う「政党」にとどまるのか、「宗派」へと転落するのか、この総括と党の再建方針にかかっている。
<「声明」「主張」の致命的欠陥>
「声明」「主張」は、新社会党の敗北「のみ」を語っていてそこに国民がいない。まず、ここに致命的な欠陥がある。
無党派層の増大、浮動票の増大は、「民主主義の定着・発展」として新社会党はこれを大いに歓迎・評価すべきである。無党派層、浮動票に支持される政策・方針を練り上げることこそ多数派形成の論理であり、民主主義的な変革の路線であり、新社会党の任務であると言わなければならない。
<素直な総括は「方針が間違っていたから敗北した」と認めること>
現在の危機に対して、国民は「変革」を求め、小泉は「変革」を口にし、革新政党は「守り」を口にしたところに、敗北の根源的な理由があったのである。
わが党が非武装中立・護憲の党であるのは結構なことであるが、だからと言って「中途半端な」護憲派や専守防衛派を、「ただ」批判して共闘しない(多数派形成の努力をしない)というのは、完全なる誤りであり利敵行為であり国民の願いに背くものでしかない。
小泉の上昇気流の中にあって自公保が完璧な選挙共闘を行っていたときに、逆風下にある革新政党がバラバラに闘っていたという事実をこそ、まず総括すべきではないのか。だから小沢さんはすごい!とわたしは思うのだ。
考えてみれば、自民党は、自公保の与党体制や森政権への国民の批判を受け止め、党員投票を拡張して小泉総裁を誕生させる民主主義を有していた。
社民党や共産党や新社会党はどうであろうか。選挙だけでなくこの面での民主主義でも負けていたのではないか。
③日本共産党
>展望提示能力の欠如こそ共産党惨敗の真の原因
2001/8/8 浩二、40代
日本共産党の「売り」はいったい何でしょう?それは、「日本共産党こそ未来に向けた壮大な展望を抱いている政党」である、こうしたイメージ以外、ないでしょう。ではなぜそれが可能なのか?それは、日本共産党が科学的社会主義を理論的支柱にしているからです。こういうふうに日本共産党から常々説明されています。では、科学的社会主義にもとづく壮大な展望を日本共産党は国民に提示しているでしょうか? 「痛みを伴う改革」という言い方によって、「痛み」という自分の陣営に不利な言葉をあえて使ってまで改革を推し進めると、そういう不退転の決意で臨んだ小泉純一郎に対して、日本共産党はいったい、科学的社会主義にもとづく壮大な展望を示し得たのでしょうか?
日本共産党が2000年衆議院選挙、2001年東京都議選、2001年参議院選挙で惨敗した真の理由は、日本共産党がもはや、日本の進むべき壮大な展望を示し得る政党ではなくなったということを、有権者が肌身で感じ始めたことにあると思います。
日本共産党が参院選で惨敗したのは、日本共産党が小泉純一郎のいう構造改革に対し、「すべてノー」の態度を取ったからではなく、小泉純一郎を超える展望を示すことができなかったからです。
日本共産党は独自に日本の将来展望を示すことができなくなっている。これこそが、日本共産党の集票能力を低下させているのです。
☆今後、日本共産党が選挙に勝つためには、日本共産党の壮大なロマンである「利潤第一主義ではない社会」の具体的な構想を示すことです。自民党がやってきた悪政の手直しではない、日本共産党独自の壮大なロマンを示すことです。「社会主義の青写真など示せない」などと、自信満々にふんぞり返っている場合ではありません。社会主義の青写真を示すことが大事なのです。
小泉純一郎はロマンを示すことによって選挙に勝ちました。日本共産党はロマンを示すことができなくて選挙に負けました。☆
感想:
戦後一億総国民は、日本再建で国土の廃墟から立ち上がり苦労して築き上げた国民生活は、物心共に高度成長経済による飽食時代の幸せを潤い浮かれた(保革支持層共に九割の中流意識)、その後バブルで弾けて借金漬けの日本は社会危機で小泉内閣が推し進めている日本の構造改革推進は守旧派(国民の九割が中流意識の現体制)が既得権維持の体質に育った日本国民が構造改革の合理化で失業・企業倒産などで生活崩壊の恐怖と不安視する複雑な心境(現体制支持のなのか、反体制なのか自民・共産の与野党問わず大多数が守旧派)の気持ちが国政選挙に示されている。
要するに最近の野党支持が、衰退しつつご臨終へ向かっている革新政党と言われ特に日本共産党は、「歌を忘れたカナリヤ」ではないですが、本家の革命精神である革命的改革は小泉内閣に先取りされてしまったことである。これらの本質を見失って忘れてしまって革新支持層も経済的中流意識の既得権維持の潤いを自民の守旧派と保革支持層と共に同類項扱いとなっていることです。