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靖国神社公式参拝に対する社民党土井たか子さんの毅然とした言葉が強く印象的だった。小泉「革命」だの共産党死滅論だの騒々しいが、私は小泉氏のパフォーマンスもそろそろ化けの皮がはがれてきた。あまり小泉自民党のことを騒ぐ必要はない。庶民のために良ければ、それでいいことだし、庶民のためどころか社会を解体寸前に導きそうな実態は、しだいに知れ渡っていく。それで議席や得票率を云々するよりも、日本共産党が生き生きとした対抗政党として元気かどうかが重要なのだと思う。個々の党員が自主性に富み、その足場でたった一人でも理性に立った言動ができているのか、非難を口にするだけではなく、情勢を改善する風となっているか。そちらの方が重要だ。頼山陽が言った「一千万といけど吾ゆかん」の気概があるかどうか、問われているのはそちらの方だ。
付記：相手への言葉が批判に値するような論争の作風が、いかに大切か、己に噛みしめたいと痛感している。