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一般投稿欄

戦後日本共産党と社会主義運動に関わる実践的知識人論(4)

2001/8/8 桜坂「パンセ」智史

 6日付けの「仮初人」さんの再反論、既にまだ公開されていないこの欄への私の投書がありますので、(4)として書きます。
 確かにベスト10というのはあまりに恣意的だと思っています。厳密に言えば、もっとたくさんの知識人がいるわけですから。だが、実践的知識人として有田芳生氏を挙げることはいささかも取り消すつもりはありません。「知識人は知的業績」という定義には何が実践的知識人なのかという視点が欠落しているので、これ以上は論議する共通の土俵がありません。共産党官僚的「知識人」がいかに日本共産党そのものを壊滅的に堕落させているか、古在さんを「史的唯物論のイロハも知らぬ哲学者」とか、芝田さんを「実践的唯物論という名の観念論者」とかお話にならぬ自称知識人を私は知識人と思っていませんので。
 ただ党の内外を問わず、山口正之氏や池上惇氏、宮本憲一氏などの経済学者について異論はありせんし、宮本顕治、紺野与次郎、徳田球一、中西功、蔵原惟人、そして野坂参三も含めてこれらの幹部共産党員を私は評価しています。有田さんへの評価の違いは失礼ながら仮初人さんよりも私の方が有田さんに世代として近いこともあると思います。
 

 <管理人注>桜坂「パンセ」智史さんからいただきました、文字化け分の再投稿は、文字化け部分を補完する形で掲載させていただきました。