参議院選挙の結果は自民党が60議席以上になって公明・保守とで議席過半数になり、共産党と社民党が激減になり参議院の自民党支配がいっそう強まります。
今回は自民党の「小泉旋風」と民主党の自民党「構造改革」促進のなかの大変困難の中の選挙でした。多少共産党や社民党が現状維持か議席減を予想はしていました。
私は比例代表の開票立会人をしました。21時から開票が始まり、選挙区と比例代表の開票が同時に開かれて、少しずつ票の行方が判ってきました。比例は自民党の票数が多くなり、公明党の山本かなえ氏が増えてきました。それから民主党や共産党、自由党、社民党の票が出てきました。私は予想どうりと思いました。
結局自民党と公明党の圧勝し、共産党が激減しました。共産党の支持者の中には小泉首相の支持者がかなりいたので日本共産党の支持が減った原因と思います。日本共産党が小泉内閣の「構造改革」に断固反対の政策や日米安保条約廃棄、靖国神社公式参拝を国民に向けて筋を通すことが不足していました。
社民党も激減しましたが、オータ昌秀さんと田嶋陽子、又市征治さんが村山政権に関わらなかった候補者が当選して「新鮮味」が出たと思います。
選挙区は自民党の谷川秀善氏と公明党の白浜一良氏がかなりの得票でした。共産党の山下よしき氏と民主党の山本たかし氏が最後の最後まで票を争って山本氏が逆転していました。
大阪全体の選挙区の結果は谷川氏と白浜氏、山本氏が当選して自民党の「構造改革」推進勢力が揃ってしまいました。残念な結果です。