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同窓会に参加して

2001/9/1 KM生、40代、公務員

 お盆の時期は同窓会シーズンである。多分正月にする訳にもいかず、全国散りぢりばらばらになったクラスメートの集まり易い帰省墓参時期に合わせて開催されるのであろう。小生も今期卒業35周年の小学校クラス会に参加した。
 鬼籍に入られた当時の担任の先生や、病死した同級生、昨今の不況で結果的に不幸な道を辿った同級生に黙祷を捧げてから開会した。当時の学級会でも度々問題になっていた、「いじめっ子」と「いじめられっ子」が35年ぶりの再会を機に、皆の前で過去の行き掛りを越えて和解したのには思わず涙が出た。
 さて本題であるが、当然先の参院選も話題になった。私達の年代はまだ投票率も高く、大部分の旧友達が「投票にいった」と答えていた。学会員だった親の子弟は予想通り学会の活動家になっていた。家業を継いだ同窓生が民商の活動家になっているのには、驚かされたりもした。同窓生達の声は、「共産党はいいことはいうが、実現性に乏しい」というのが圧倒的であった。
 参院選敗戦時の志位談話では、「党の方針は正しかったが、下部党員の努力不足で方針が広範な国民に十分浸透せず敗戦した」とあった。しかし私がクラス会でかつてのクラスメートにインタビューした限りでは、「党の方針は下部党員の努力で国民に浸透していたが、正しくなかったが故に浸透しなかった」というのが、どうやら真相だったようである。