小泉首相がアメリカで、日本はテロと戦う、と宣言していた。テロと戦うのは結構だが、戦う内容がアメリカによる新たなテロの援助だというのだから、とんでもない。何で、アメリカが自業自得で狙われたテロの報復を援助して、我が国までがテロの危険にさらされにゃならんのか。冗談じゃない。小泉が主宰する政府の行為によって再び戦争の惨禍をもたれされちゃ、先の戦争で亡くなった何千万人もの人々に申し訳ないであろう。
政府は、自衛隊の艦船にアメリカの空母の護衛をさせるという。しかも、調査とか何とかという名目で行なうつもりらしい。こりゃ、戦争を事変と誤魔化して全面的侵略戦争に突入した天皇の政府と同じ手口じゃないか。
今ここで、海外派兵反対、アメリカの報復テロ援助反対の大運動を起こさないと、取り返しのつかないことになるような気がする。
しかし、そんな運動を起こすことができるだろうか。