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アメリカ爆撃の奇々怪々?

2001/9/14 桜坂 智史、40代

 あの悲劇的な場面を見れば、その非人道性に怒りを覚える。
 だが、事実はその後の一連の経過を追うことでしだいに意味をかえることもある。
 加害者が誰か、という特定があまりに早く断定的なこと、はやくから爆撃の予告を諜報機関がつかんでいたという報道。
 確実に謀略説と泳がせ説とがあることを多くの人はどう思うか?
 それは私には断定できない。
 しかし、これをきっかけとして相次いで戦争体制に動いたり、有事法制を急いだり、憲法改悪が急速な加速をつけられたりした時に、この事件の意味合いが政治的に意味づけられてくるのだ。
 できるだけ多くの情報をもちあい、事件の全貌が明確にならないと被害の凄まじい残酷さにより、テロリスト憎しから、驚くような反動化が急速度で進行していくことだろう。
 爆撃事態と政治謀略とを識別しないと、連日写真入りのこれでもかマスコミ報道に、国民教化の背後の企みがなければよいのだが。