47士の目的は、老人殺しという愚劣なものでした。手段は一致団結で、繰り返し芝居になるほど洗練されたものでした。
北米合州国でのテロは、大量虐殺。手段は47士のような脱落もなく、恐るべき意志の持続力による「目的」の達成で、超越的な信仰なのかと考えさせられます。
これを戦争だとするなら、国際的な紛争は平和的に解決するか、国連を通じた行動という原則で対処すべきでしょう。
日本外交の目的はいつもはっきりせず、対米協力の手段ばかりが議論されます。という枠内で今度の総理も発言するから、まことに軽く見えます。
よくわからないことが多いだけに、政府が軽はずみに行動するなら、東京でのテロも考えられるのではないでしょうか。
忠臣蔵がもてはやされると言うのは、日本人のテロ好みを示すのかもしれません。あと、日中戦争時代に、日本よりの中国人がテロにあいましたし、日本でも皇道派のテロがありました。