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re:「非拘束名簿式比例代表制」再考

2001/9/16 ねずみ、30代、事務員

 堀井綱仁さん、おつきあいありがとうございます。

 コストに関しては、より民意を反映する制度になるのであれば、その増大もやむなしという点で堀井さんの意見に一致できます。

> 「一つの選挙を二回にわけることによって二回目の投票行動が変わる可能性があります」という御発言にて、具体的に、どのようなことを想定しておられるのか、よく分かりませんが、

 説明不足すみません。想定しているのは、第一回目での各党議席枠確定により「選挙終了感」が強まり、投票率が激減する可能性がある、ということです。特に弱小諸政党(残念ながら社民党もこれに含めねばなりません)のコアな支持者は支持政党の議席喪失により二回目を棄権する可能性が強まります。こうした状態でものを言うのはやはり締め付け選挙が得意な勢力でしょう。第二回目は政党間の政策論争ではなく完全な内向き選挙になると思います。堀井さん自身もおっしゃっているように、多くの人はとても定数分選べないと思います。(私だって、共産党も含めて各議員がどんな人かわからないですし、そうなると名前を知ってる人しかかけない)
 ここまで書きながら、ふと想像したんですけど、人数分書き込む風景って、なんか試験場みたいになると思いませんか?^^;

> 遅ればせながら、8月11日の部落解放同盟の親戚さんの提案に関して、まず指摘しておきたいのは、拘束式よりも非拘束式の方が、利権団体の策動を広く一般有権者にオープンに出来る、ということです。
(中略)
非拘束式であれば、名簿順位の決定に一般有権者が大きな影響力を及ぼすことで、政党(の執行部あるいは多数派)のセクト的な独り善がりを、ある程度、抑えることも出来ます。

 この点、同感です。「我々の党を支持するのなら、誰が当選してもいいだろう。任せなさい」というのはいやですよね。

 それでは。