「国旗・国歌には法的根拠が必要」というような志位現日本共産党委員長の発言を聞いたとき、私はこれは危ない、やられる!と思った。
やがてこの時ぞとばかりに自民党が動き出し、あれよあれよという間に日の丸が日本の国旗として、君が代が国歌として法制化されてしまい、法的には何も言えなくなってしまった。
志位さんの言った言葉には間違いはなく、正論です。
しかし、あの時点であのようなことを言えばこのようになる、ということは政治の素人である宗教人の私でもわかる。
これまで法制化されていないことで、私たちは何やかやと言って日の丸・君が代を国旗・国歌として拒否することができていた。
やがて良い時代が来て、日本人も韓国人・朝鮮人も中国を始めとするアジアの諸国民とも喜びを共にできるような新しい国旗・国歌をもつことができると思っていた。
その夢を打ち砕いた志位発言の罪は大きい。