9月1日付貴方のレス拝見しました。私も自治体労働者(但し管理職なので非組合員)なので、同感するところ多くレスします。
私が他人にどうこうアドバイスできる程のものは何もありませんが、貴方の30歳という年齢で今後先の長い人生を考えれば、活動上展望を失われていることに対して、一助になればと思い以下述べさせて頂きます。
活動上展望がないのは、貴方が悪いのではなく、展望を示せない党中央や自治労連(全労連)が悪いのです。そんなものは宛にせず組合活動や党活動は程々にして、まだ公務員は民間に比較すればリストラの可能性も少ないのですから、私生活を大切に趣味を持ってそれに打ち込んだり、又真の意味で住民への奉仕者として(口先だけそういって実際は革命休暇を取って選挙活動に励むようなことは決してせず)、現在の仕事に周囲から信頼を得られるよう励まれるのがよいかと存じます。どうせ一度しかない人生。展望のない活動に励んで一生を台無しにされるなど、馬鹿らしいだけじゃないですか。
それにしても、もし全労連が連合へ吸収されるなら、私の地元の大阪などは全労連自治労連が府政野党で連合自治労が府政与党でありそれこそ現府政に対して政策の根本矛盾があるだけに、大阪府党の崩壊に繋がるかも知れません。私は自治労連大阪を評価する立場ではありませんが、同和問題や大阪湾岸開発問題を巡って、野党的立場から現府政を批判している点は正しいと思っています。こうした連合系との政策的根本矛盾はどう解消されるのでしょうか。
さて貴方は「自治労連系は選挙だけ」と仰っていましたが、今回の参院選など「選挙すらしていない」というのが私の周囲の実状でした。経営支部は無論のこと、民医連や生協も昨今の不祥事続きで経営の建て直しに精一杯でとても選挙まで手が回らず、辛うじて高齢者主体の居住支部(私はこちらに属していますが)や地域の民商、建労などが頑張って「大阪選挙区はあと一歩」というところまで持ってきたというのが実感でした。「惜しい」というよりは、「善戦まで持って行けたのが不思議」なくらいでした。
次回参院選も常識的に考えれば、大阪選挙区は「タレントと公明は安泰。自民共の最下位争い」というところでしょうが、果たして「連合への合一」などできるのでしょうか。かといってこのまま続けても、「組合員全員定年退職によって崩壊」は時間の問題ですが。