10月2日、「酔醒漫録」では一橋大学の加藤哲郎さんの論文を紹介。加藤さんはその中で戦後思想の巨人、丸山真男氏の「民主主義思想」にふれ、そして「現代社会の情報戦」について自説を展開。
加藤哲郎さんのページ
「仮想敵」をもたない「非暴力・寛容・自己統治」の政治への習熟だ。これはあらゆる政治組織が抜け出しえていない未踏の課題。
21世紀の運動の原点ともなり得る表現をこんなに簡潔にして明瞭に表現し得るなんて、有田芳生さんって、コトバの魔術師か。
もし、我々が生き残ってゆける方法があるとしたならば、
「非暴力・寛容・自己統治」の政治への習熟、
「非暴力・寛容・自己統治」の運動への習熟、
「非暴力・寛容・自己統治」の思想への習熟、
この方法こそが一番確実で現実的なのかも知れない。