こんなときだからと思うが、一向にアメリカのすすめる戦争に怒りが湧いていないようである。今度の明治公園にもどれだけ集るか心配されている。
なぜ、そうなるかと言うと、日頃からアメリカ帝国主義にたいする批判、告発をしてこなかったからだと思う。テロは許されないのは当然であるのだが、背景を追求する事も必要である。こんなときだからこそ,勇気をもって、アメリカの諸民族の抑圧をちゃんと告発すべきである。それをしないから、人道上の問題でしかテロ批判ができない。批判が皮相なものになっている。
また、国連の非軍事、軍事措置を肯定したのだが、一向に説得力ある解説がなされないのは、どうしたものだろう。
小泉は、「国連」なんて、無力だといっているのであるから、無力でない事を証明しないと、運動が確信をもったものとしてすすんでいないではないか。