日本が、アメリカ経済を完全に断ち切れば、餓死者は出る、と思います。私の単純なものの見方では、要するに、日本は自動車のような工業製品をアメリカに売って、穀物を輸入しているわけです。
現在輸入している穀物が、ストップされることがあれば、餓死者は確実に出る、と思います。
また、日本の農産物生産力をめいっぱい上げても、完全自給体制下では、明治期の日本の人口程度(約5000万か)しか養い得ないと、思います。その際、日本の人口は一旦2000万程度に落ち込み、それからゆっくり5000万程度に戻ってゆくのでしょう。
そうなった後も、第一次産業に労働が集約されますから、現在規模の工業生産能力は期待できないでしょうから、生活レベルは相当ひどいものになるでしょう。今のミャンマーくらいの感じでしょうか。
日本のアメリカからの完全自立は、明治以後、第二次大戦中しかできなかった、と思います。あの体制ががいやだから、今のような体制ができ、それを維持してきたわけでしょう。
今更、あの体制にに戻れるでしょうか。
私は、解答後半の、道徳的な部分では、しろうさんの考えに全く反論することはありません。