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横レス失礼。私も、結論は、しろうさんとほぼ同じになります。
日本は、アメリカに、経済的には依存しなければならない、依存しないでやっていく方法はない、この結論になります。では、アメリカは、日本との関係を断ってやっていけるのでしょうか？ これもNoです。 アメリカが８０年代以降、偉そうに恩着せがましく内政干渉をしてくるのは、アメリカは日本を見捨てられない何よりの証拠です。日本がアメリカ抜きに成り立たないように、アメリカも日本抜きでは成り立たないのです。共に依存し合っているのですから。
日本が、経済支援をしないと、西側諸国から外され、アメリカとの経済関係は相当悪化する、との懸念ですが、支援しないと許さない、日本と断交する、と恫喝されているのならともかく、そうではないし、湾岸戦争時も、特に経済関係が、これに起因して悪化したという話も知りません。
一切の経済制裁すら実施しない、という極論をここで持ち出すことは、余りに非現実で意味がありません。それを全てのリスクまで考慮に入れて、その上で望んでいる人はそう多くはないでしょうから、実現することはまずないでしょう。一番重要なのは、アメリカの起こす戦争と距離を置く、という事です。
という、一般論と同時に、軍事面の利害関係も考慮してください。
軍事面で言えば、アメリカとは、距離を置いた方が「利口」です。世界最大のならず者国家、テロ支援国家であるアメリカと一緒になって制裁をしたときに、日本も、アメリカと同様に敵国になります。世界の中で、自分の国の都合で反政府組織を支援したり、武器を売ったりしているアメリカと手を切れば、世界の国の多くは、日本を敵とは思わなくなるでしょう。日本の軍事力で、彼らの報復に対抗できますか？ 更なる報復を想定した対抗手段が、自衛隊に打てますか？
餓死者が出る、との懸念をされておりますが、アメリカも、世界第二位の経済大国を滅ぼす勇気はないでしょう。報復攻撃での死者が出る可能性より高いとは思わないのですが、いかがでしょうか？