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すでに本稿で何人もの方が主張されているように、私は現在の共産党のテロをめぐる政策に疑問を持たざるをえない。１０月１２日の「各国政府への書簡」にある「軍事的措置もありうる」との文言には驚かされたが、ほかにも海上保安庁法の「改正」に突然賛成するなど、その変化は明らかである。前回の党大会における「有事における自衛隊の有効活用」の是認から始まっているようにも思う。
さらに問題なのは、このような上層部の一方的な急転換に対して、議員を含めてほとんどの党員の方々が、沈黙、もしくは黙認していることである。いったい党内で何が起こったのだろうか。政権への参加を急ぐあまり、民主党におもねる政策を取ってきた結果であろうか。そして、もしこのような状況が続くならば、平和憲法、憲法９条を擁護してくれるからという理由で、これからも共産党を支持して大丈夫なのだろうか。