今年度実施された、陸上自衛隊の部内幹部候補生2次試験の問題が漏えいしている。需品科落下傘の2次試験問題であり、需品科の中でも落下傘は、一時試験の合格者数が他の燃料、給水等と比較して少数のため、後継者の育成のため、意図的に2次試験を漏らしている。これは、需品科の中でも落下傘という科目で受験する隊員は受験した者であれば、みんなが暗黙の了解事項である。今回、合格した隊員も当然、2次試験の内容について承知した状態で受験している。他の燃料、給水で受験する隊員は、同じ土俵の上での2次試験であるにもかかわらず、落下傘で受験した隊員のみ合格率の高さに合格発表後に気づくはずである。しかし、告発するデメリットを考えるとみな心の中にしまうのである。これは、不公平であり、将来管理職につく隊員の選考には不適切である。徹底的にこの不透明な問題を解明していただきたい。