自衛隊の派兵が、遂に実施された。日本は憲法を実質上死文化して再び戦争をする「普通の国」となったのである。しかし、我々は、このまま座して情勢を見守るだけでいいのだろうか。今こそ大闘争を展開し、反動的たくらみに対する人民の抵抗の意志表示をすべきなのではないのか。
率直に言って、赤旗祭りで、のんきにDNAだかの講演なんぞをしている情勢ではないと思う(無論、祭りが悪いわけではないが、今は別の方面に力をそそぐべきだろう)。それだけの組織力があるならただちに大闘争を組織すべきである。
この間の党中央・国会議員団の動きには首を傾げたくなることが多すぎる。本気で闘う気があるのだろうか?
他方、さまざまな団体・グループの小規模な運動はあるがそれらを糾合した全国規模の統一闘争が是非とも必要となっていると思う。
今こそ、上記の闘争課題に合意できるすべての左派・リベラル・保守勢力は、大同団結して、一大闘争に向かうべきだと思う。
党指導部は、ただちに、社民党・新社会党・保守リベラル派などの議会内諸党派や、新左翼諸党派、アナキストなどにも呼びかけ、総体で国会包囲デモでも中央集会でも組織すべきべきであろう。
なお「さざ波通信」編集部の皆さんの連日のご奮闘は、いつも敬意をもって見ていますが、この点でも、何らかのイニシアティブの発揮を期待したく念願しております。