赤旗祭りで不破議長が21世紀と「科学の目」と題して宇宙が水素原子やヘリウム原子から次第に鉄等の重い原子が生まれそれで地球や人間ができている。とまあ唯物論をとうとうと述べたあと突然サミット7ヶ国の中で日本だけが神話を元に建国記念日を決めているのはおろかと批判しているが、なぜ神話から決めてはいけないのか。神話がある国は恥ずかしい国なのか。世界にはギリシア神話、北欧神話、インド神話、エジプト神話などがあるがこれらの国が自国の神話をけなしたりしているか。また天体の名前には金星はビーナス火星はマーズ、木星はジュピターとギリシャローマ神話の神の名がつけられている。星座の名にもギリシャローマ神話からつけられている。また共産党は元号は天皇制と関連しているからけしからんといっているが12の月の名では6月がジュノーとギリシャローマ神話の女神の名がつけられており、7曜日では火曜日がチューズデイ、すなわち北欧神話の戦いの神チュールの日という意味であり、水曜日はウェンズデイ、北欧神話の主神ウォーディーンの日というように火曜日から土曜日までは神話の神の名が付いているのである。
共産党式にいえばこんなものに神話の神の名をつけるのは愚かなことということになるのか。
またイスラム教では預言者ムハンマドが大天使ガブリエルからアラーの啓示を受けイスラム教を創設し、そしてムハンマドはエルサレムで昇天したことになっているがこれを事実と考えるのか。それとも共産党の科学の目で見ればまったくの作り話のでたらめでアラーもガブリエルも存在しないし、こんな話を信じているのは愚か者だとイスラム教徒に向かって言うのか。