海上保安庁法「改悪」への意見を読みました。
確かに、法の改変や党の右傾化の中には、うれうべき傾向があり、用心すべきではあると思います。
けれど、では肝心の不審船に対して、どう対処すべきであるべきであるというのでしょう。その点に対して有効で具体的な代案を提示できない限り、国民の意見は「改正」へ傾くのではないかと思われます。
現状に問題がないというのは、無責任に過ぎましょうし、ことさらに問題が大きく扱われているという主張にも頷けません。なんだか「陰謀説」じみてしまいます。
やはり問題自体は存在するのであり、その点を言い訳せずに、かつ右傾化を防ぎ、その有効性で人々を納得させる代案を提示できないことには、単なる床屋政談の域を出れないと思います。