投稿する トップページ ヘルプ

一般投稿欄

議員の出席手当と共産党の姿勢

2001/12/19 ヒゲ-戸田、40代、市議会議員

 ご無沙汰です。大阪府門真市議のヒゲ-戸田です。HPは↓↓
http://www.ne.jp/asahi/hige-toda/kadoma/

 議員が議会に出席する度に別途手当が付くなんて・・。議員報酬が安かった旧時代の遺物、「議員の費用弁償」は多くの市で廃止されているものの、市民が知らないままに存続させている所もあります。
 大阪府下33市で存続7市になっても廃止しようとしなかった門真(かどま)市議会ですが、「出席手当廃止」を訴えて当選し受け取り拒否もしてきた、「鮮烈市民派」の私が音頭を取って、年間約160万円の出席手当支出の返還を市長に求める「108人のマンモス住民監査請求」を11月26日に起こしたところ、与党4会派が出席手当廃止を決断するまでに至り、これに「議員報酬の3%削減や委員会視察・会派視察の自粛凍結まで盛り込んだ「改革案」を出して、共産党を含めた全会派が賛成。12月議会で全議員一致で出席手当廃止・報酬削減が決定するという「快挙」が生まれました。
 詳しくは私のHPの特集記事をご覧下さい。↓↓
http://www.ne.jp/asahi/hige-toda/kadoma/1/mousitate/0111gikaiteate.htm

 さて私のように受け取り拒否をしない戦術的な違いはあっても、当市の共産党議員団はもちろん「出席手当廃止」を主張してきました。ただし、これは私が出席手当問題を公にした99年以降のこと。その前年に高槻市議会の市民派議員が問題提起して読売新聞に大きく載って、高槻市の共産党議員は出席手当廃止を言い出したのに、手当存続他市の共産党議員は自分の市では何ら言わず仕舞いでした。
●どうも共産党の場合、「市民派議員が言い出したら同調する」が、「廃止を主張するような市民派議員がいない所では自分からは言い出さない」、というもののようで、なるほど「前衛」ではないわけです。(「後衛」も必要な存在です)

●「日本議会史上例を見ない議員処罰攻撃の最悪記録更新」の壮絶な闘いの渦中で、こうした議会改革が生み出されつつも更なる処罰攻撃の緊張を孕む門真市議会の実態について、青木雄二さん全面協力の下で20日に出版された私の著作第1弾、「チホー議会の闇の奥」をぜひお読み下さい。まさに「今地方議会を知る最良の書」であると自負しています。
 詳しくは私のHPの以下の特集記事をご覧下さい。↓↓
http://www.ne.jp/asahi/hige-toda/kadoma/3/toda/book.html

★「この本の売り込みのための書き込みだろう」と穿った見方をするあなた。ムムム・・・できるな。
 なお、議員報酬が低すぎる町村議員については、「議員で生活できる報酬」と「必要な議員活動費」の支給を原則的に求めつつ、暫定的な措置として「出席手当」を継続することに私は反対するものではありません。