恵一さん
私はホームレス基本法に反対しているわけではありません。まだ納得をしていないだけです。私としては、それが本当にホームレスのためになるかという疑問があったからです。
私なりにこのホームレス支援法案を調べ、その結果色々と学びました。
大阪でも東京でもホームレスの人が主体となって成立を目指している側面も分かりました。しかし本当に役に立つのか。未だに疑問があります。
一生懸命生きてきた人が保護されることにより逆に自らを失うことはあります。
また、この恩恵を受けない人もいるでしょう。その人には逆に偏見の目が増える可能性もあります。
ホームレス間の差別も起こるのではないでしょうか。自立を促す法律が逆に自立を妨げることは生活保障を受けている人に対する差別が一部に残っていることからも明らかです。私がホームレスの声を聞くべきと言った点や彼らの尊厳を傷つけなければといった点は以上の点からでた言葉です。
皆さんはやって見なければ分からないと反論されるでしょう。おそらくそうかもしれません。ホームレスの人自体に自助努力を促される項目もありできるかも知れません。今国会にも審議されていたことも初めて知りました。公明党が党利により阻止したのだとしたらそれは許せません。共産党はどうなのでしょうか。皆さんは共産党が動くのを期待されてここに投稿なされたのですが。「さざなみ通信」である意味であまり議論しないほうがいいのかもしれません。私は党員ではないので共産党にいかにして動いてもらうかはわかりません。
この法律に関して私と皆さんでは、前提が違うことに気がつきました。
皆さんは、ホームレスを弱く保護すべきものという考えにあります。私は、保護を望まない人がいるのではと考え、現に以前も述べたように生活保障を望まないホームレスもいました。北さんいわく仕事を着くことをあきらめた人がいるといいます。いろいろな事情があるでしょう。でも仕事をあたえれば彼らは幸せでしょうか。あきらめたという彼らの意識を改革しない限り生きるということはできないのではないのでしょうか。
その意識の前に保護が重要だという考え方と保護だけでは問題があるのではという考え方の違いだと思います。未だに私にはそれが正しいのかわかりません。ただ、いえることは大多数の国民はこのことに無関心だろうということです。その議論の惹起はいい方法があれば皆さんに問いたいと思います。
最後に恵一さん、私は、朝日と毎日を基本に読んでいます。バランスをとるために読売と産経も機会があれば、あなたの新聞を読んでいないねという発言には少し不愉快であったことを付け足します。自分の意見に同調しない人を排他するなら、掲示板は要らないでしょう。ここは考えの違いを議論する場であって自分の意見の正しさを主張する場ではないと思います。