今年起きた最大の事件、アメリカでの同時多発テロに端を発したアフガニスタンでの戦闘も、年度の終了とともに一応の決着をみるに至りました。
人類史が始まって以来、歴史は領土獲得拡大の戦争が繰り返され、近年に至っても二つの世界大戦を経験し、また最近では湾岸戦争、また今年アフガニスタンでの戦闘と起き、まったく人間という生き物は、いや男という動物はいつまでたっても霊的に進化はすることなく、闘争の好きな生き物だと思いました。女、子供はいつの時代も、一部の好戦的な男が起こす戦争の犠牲になってきました。女は男みたいな権力欲、また殺戮をし合ってまで領土を獲得する欲などありませんので、きっと男と女は本来持っている脳の構造が違うのでしょう。女も男と同じ性格だったら今ごろ地球はどうなっていたか…。
友人とも話しになりました。男は独占欲が強くて戦闘的、女が政治家であれば、きっとこれほど戦闘を繰り返したような歴史にはならなかったと。しかし皮肉なものですね。繰り返された戦争が、通信、輸送、医療技術などの発達のきっかけにもなったという見方あるのですから。
私は直接戦争を経験していませんが、他の国の出来事であっても戦争など見たくもありません。何の罪もない子供が、身勝手な大人の起こした戦争で無残な殺され方をして…。
今の世の中、殺人、強盗、放火、公金横領、さまざまな犯罪が起こりますが、これらのほとんどは男が起こします。まったくいつになったら安心して暮らせる世の中がくるのでしょう。社会科学が説く共産主義社会がそのような社会としても、日本の共産党が今のような状態なら、たいして明るい展望ももてそうもないし…。一体何に希望を託して生きていったらよいのかと、最後はもうなるようにしかならないのだからと、諦めとひらきなおりしかなくなってしまいます。