今月23日の北朝鮮の工作船と見られる不審船に対する銃撃、撃沈に関して共産党のホームページでは23日にこの事件を載せただけで以後全く触れていません。その後不審船がロケットランチャーを発射したとか北朝鮮が反論報道をしたとかの新事実が出ているのに全く触れない共産党の態度は理解に苦しむ。
共産党はアメリカとか日本とかかつて仲が悪かった時の中国に付いては口を極めて非難しますが、自分と仲のいい国に付いての都合の悪い事はできるだけ無視しようとしている。中国と仲の悪かった時は天安門事件を批判していましたが、仲がよくなった今は天安門事件などなかったかのようです。また中国とベトナムが戦ったときも中国のベトナム侵攻は非難しましたが、その原因となったベトナムのカンボジア侵攻は非難しなかった。ベトナムは共産党と友党関係だったからである。今回不審船の問題を無視しているのは共産党が朝鮮総連と関係を回復したり、北朝鮮と関係を回復しているので友党の国の都合悪いことは無視するというのであれば逆に共産党への不信が増すだけである。