先ごろ、民青同盟が全国大会を開いたとの記事が『しんぶん赤旗』に掲載された。それによると、同盟は時期大会までに「班の数の倍加」を決めたという。これはまた奇妙な決議である。少なくとも今までは「同盟員数○万名の新たな峰へ」などと、同盟員の増加を目標にしてきたのに、今回から班の数が取り上げられるのはどうしてなのだろうか。赤旗を読む限りでは、今回の大会で目標数は提起されなかったようだ(民青新聞では確認していないが)。
班の数を増やすことは少なくとも、同盟員数を増やすより容易であろう。仮に10人の班があれば、たやすく「3倍化」できるからだ。同盟員数の拡大を正面から取り組もうとしないような決議でもって、本当に青年分野で運動を広げることができるのだろうか。
話は変わるが、私は同盟員だった20年前は、とにもかくにも20万人の加盟者がいた。それがここ20年で、なぜ10分の1(!)に減少してしまったのだろうか。これに関する総括が出ているのだろうか。ご存知の方はお知らせいただきたいと思います。