国忠さんの投稿「「労働貴族」を取るか末端をみるか 」に関して、異議があります。
また、神戸市役所の労組や・・・・・、労組幹部である共産党員が労組の旗を投げ捨て、無駄な新空港推進の市長を担いだり、・・・
これは、国忠さんの一方的な認識ですので、撤回していただきたい。
神戸市職労は、全面的な指導権を確立している組織ではありません。たまたま、組合員の全員投票による役員選挙で、「執行部」の多数が選出されているのです。下部組織の支部段階では、少数です。つまり、逆ピラミッドの少数与党です。
しかし、政令都市の中では、唯一「分裂」していない、組織率100パーセント近い、自治体労働組合です。1960年代後半から、当時の社会党一党支配をうち破るため、「当局からの独立」・「政党からの独立」・「要求で団結」を掲げて活動を続けた結果、現在の神戸市職労があるのです。
空港問題では、職員・組合員の中に、賛否両論があり、労組として結論が出せない状況です。これ、無理して結論を出せば、組織分裂します。そうなれば、どちらの組織へも加盟しない組合員が、多数生じる可能性があります。労組が分裂することは、労働者にとって最大の不幸なのです。
神戸市政は、100パーセントが「空港問題」ではありません。同じく、労働組合の闘争課題も、組合員の要求も「空港問題」ではありません。
こんな微妙な立場にあるのが、現在の神戸市職労なのです。
また、新市長を推薦したのは、このような力関係にあることと、組合員の多数が支持していることによりますし、更に中央委員会でも賛成多数で承認されているのです。しかし、神戸市職労は、「当局べったりの御用組合」ではありません。市政に対しては、是々非々の態度で対処しているのです。また、「労組の旗を投げ捨てる」などの批判は、撤回していただきたい。
あと、事情により詳しく書けませんが、某政党は、4年前と今回の選挙で「神戸市職労という大衆組織」に乱暴な介入をしました。市職労内の多数の某政党員が、絶望しているのです。
従って、批判されるべきは「某政党」であり、「神戸市職労幹部」でないことを、ご承知願いたく、投稿いたします。