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国鉄の借金を国民に背負わせて民間に移行したＪＲグループ、新幹線延長と共に平行する在来線の特急、急行は廃止。長野新幹線の開業は、横川と軽井沢間を廃止。そして、軽井沢から篠ノ井間をＪＲから第三セクターに肩代わりさせています。横川から、バスが代行していますが、所要時間は増し、軽井沢からの第三セクターの鉄道運賃は割高です。
碓井トンネルは、大変な工事だった筈です。また、近隣住民、一般庶民の足、それも簡単に奪ってしまい、利用したければ時間とお金を掛けなさいと言わんばかりです。
第三セクターは、地方自治体も費用を負担しています。国が、財政対策として、借金を国民に背負わせ、ＪＲに移行。ＪＲは、美味しいところを残し、不味いところを切り捨て、第三セクターとしての存続は、結局地方の財政負担、国民への負担の押しつけです。
今年の末には、東北新幹線が、八戸まで延長されます。それと同時に、盛岡～八戸間が第三セクターに移行されるようです。後には、青森まで第三セクターに成るのであろう。
また、鹿児島本線も２００４年には廃止されるとの事です。ＪＲのローカル線は、割高運賃が設定されています。第三セクターに移行される所は幹線です。それは、隠された運賃値上げを意味しないでしょうか。これは、庶民の足に大きな負担を課すものです。
それは、庶民にとっては利用しずらくなります。庶民の鉄道を廃止しようという裏心を感じます。
庶民にとって有り難いのが、若者を中心に人気のある青春１８切符です。その強い味方が、夜行の快速列車です。それも廃止や、不定期運転の末の廃止です。便利な周遊券も廃止され、不便な周遊切符になっています。
私は、新幹線の延長は、庶民の足である在来線を奪われる事の危機感を持っています。郵政の民営化は、庶民に郵便が届かなくなる意味も込められていると感じます。アメリカのように、何でもかんでも金、金、金になって欲しくないです。それは、収入無しでは生きられません。それは犯罪社会を意味します。
一刻も早く、現在の政治を変えて、庶民中心の政治にして欲しいものです。人の一生は短いけれど、地球はまだまだ長く生き続けると思います。現在の良い環境を最大限に守った上で、文明を進展させれば良いと思います。そうでなければ、地球より人類が滅びます。