省内のゴタゴタで国会を紛糾させてしまった責任は、私に有ると言いながら、外務省の膿を出そうとした田中外務大臣の更迭は、理解できません。外国に見栄を張る必要は無いのでは。現実は現実。
早く膿を出して、まともな外務省の姿を見せれば良いのでは。家庭内でもめ事が有って、外に良い顔は見せられません。良い顔を見せようとしても、心は伝わりません。
それより、田中大臣の更迭は、今までの自民党と変わる所無しです。自民党は、失言や疑惑に対して、人的責任を取らせ、核心部分の追求を毎回交わして来ていると感じています。それは、国民の、政界への不信感を増大させたと思います。その不信感を取り除くため、国民から託された小泉内閣も、やはりと言う思いです。
小泉総理の発言で気になったのは、「一寸先は闇」と言う言葉です。痛みを伴う聖域無き構造改革、その先を示さない小泉総理、自衛隊の海外派兵も、その場に成らなければ分からない。非情に不用心な行動と感じます。
問題が起きてから、「一寸先は闇」と言い逃れされないだろうか心配になります。
公共事業を民間に移行する発言で、民間に出来る事は民間に任せれば、国は税金を出す必要も無く、逆に儲かれば国に税金が入るのだから良いではないか。そうだろうか?
国鉄、日本電信電話公社、日本専売公社の3公社は、国営では無く、国有企業。国の税金を使って営業していた民間会社。一番分かり易いのが国鉄。JRと完全民営化されながら、本当に国から税金の支援を受けて居ないのだろうか。
赤字を国と国民に残し、赤字負担を少なくして分割民営化しても、新幹線は国の税金で建設。儲からないローカル線は、廃止、或いは切り離して、地方財政、沿線住民に負担を増大させています。
民間は、利益優先です。生活に密着した事業を民間に任せたら、貧乏人はサービスが受けられなく成ります。生活に密着した公共事業は、国の税金をつぎ込んででも、民間に任せてはいけないと思います。
今までの国営企業の問題は、国からの税金を有効利用出来なかった事に有ると思います。それは、汚職や、親方日の丸の考えによる事も一端に有ると思います。
仕事が無くも、最低限度の生活(喰う、寝る所、住む所)の保証されるのなら、税金はもっと高くても良いと思います。仕事が無ければ税金も納められませんが、しかし、そうなれば国ももっと国民に仕事を積極的に与えるでしょう。!!!
お仕舞いに、分割民営化されたJRのローカル線は危機的状況を感じる私です。また、小泉内閣の無責任さも感じています。