2月28日「しんぶん赤旗」に「3月11日付は通常どおり発行します」とある。
2月12日の「休刊」日、私の地域では読売・朝日と県紙が配達された。(この県紙は以前から年3回、全国紙の休刊日に発行していた。)この日の配達は「オリンピックと国会情勢の報道のため」と説明されたが、どうやら「休刊日」は事実上なくなったようだ。
今でも休刊日以外は休めない配達員は結構多い。これらの人には唯一の月1回の休みが奪われたことになる。
「赤旗」の配達員も、多くは会社勤務・党活動・議員活動を並行して行っている。唯一の休みが奪われるのは大変な苦痛であろう。
今回の「『休刊日』廃止」は「産経つぶし」との見方がある。共販店の多い産経は2月12日の配達ができなかった。「夕刊廃止」に対しても「朝刊のみ月3000円」の契約が認められるようになったようだ。(私の地域では以前から月3000円で「セットの朝刊のみ」「統合版」を選べた。)産経の論調は別にして「保守層の論調がストレートに分かる」新聞がなくなるとすれば非常に残念だ。
「新聞の宅配」は多くの国民が支持しているが、配達員の多大な犠牲は忘れてはならない。「赤旗」とて例外ではない。