国会には大小さまざまな政党があり、二大政党といえば民主党、自民党であり、次に共産党、公明党、社会民主党などがあります。
私はかねがね二大政党以外の役割はいったいどこにあるのだろうと疑問に思っていました。議員数は少なくてもそのバックにいる支持者数は何十万とか、何百万とか大変な数になるわけですが、実際問題として、国会における法案の決定などは多数決で決められるのですから、議員数の多さが重要になってきます。
民主党、自民党が三ケタ台の議員数に対し、公明党や共産党の国会議員数には格段の差があります。なんといっても少なすぎます。そして将来的に増える可能性があるかといえば、おそらく大きな期待はもてないでしょう。私は民主連合政府などできないと思っています。またできる必要もないと思っています。なぜなら共産党の政策を現政権政党が実行していけばいいのですから。
私は無党派層の人間で、自民党、民主党の二大政党政治を望んでいる者です。そういう者から見ると、中途半端な数の政党が、その実現を結果的には阻んでいるような気がしてならないのです。
欧米など二大政党がうまく機能して政治が行われているといいます。日本は長く自民党独裁政権が続き、その弊害は誰もが認めるところであり、ゆえに政権交代が起きればいいのですが、何故起きないか…。
私も共産党の卓越した良さは分かりますし、誠実で私利私欲のない政治姿勢をもった尊敬できる議員も知っていますが、それとはまた別の問題です。
私の見方、単純過ぎるでしょうか。