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各省庁への不特定多数の意見の立ち入りに疑問

2002/2/21 ケイエス、40代、失業中

 小泉総理は、各省庁へいろんな人が、いろんな意見を言うでしょう、それを聞いてそれが正しいのか間違いなのか、それは、受け取る側が判断すれば良い事との答弁を繰り返しています。
 各省庁と言うのは、独断の判断で仕事が出来る所なのだろうか。各省庁の職員(一般公務員)は、公務員試験で選抜された訳で、国民の意思が反映されている訳ではありません。国民の意思の反映の場が国会です。各省庁は、国会の決めたルールの中で仕事をしている筈です。ですから、各省庁の職員は、国からの指示には服従の筈です。
 その要が閣僚だと思います。その要を無視して、いろんな議員の意見を立ち入らせるのは、誤りだと思います。閣僚は権限と同時に責任をも持っています。第三者の議員が立ち入る事は、権限、責任の所在が揺らぐ事になります。
 第三者の議員が各省庁の内部調査の為の立ち入りは、積極的に行っても良いと思います。意見は、国会の場で行うべきです。第三者の意見を各省庁に立ち入る事を認めているのは、圧力の疑いを持たれても仕方のない事だと思います。

 テレビでは、田中氏は巧みな話術で自分を良く見せようとしているとの一部の意見も有りますが、表向きの状況、田中氏の発言は信じたい気持ちです。それは小泉総理の理解できない答弁です。臭いものに蓋をしたら、ルール作り、政治改革もできません。政治改革も出来ず、構造改革が何故出来るのと聞きたいです。