二大政党政治に関する私の単純、幼稚な考えに意見を寄せていただき有難うございました。それぞれの方の考えを参考にし、また考えをめぐらしたいと思っています。
私も二大政党政治がすべてにおいて優れているとは思っていません。私自身日本の国政のさまざまな面にいい加減うんざりし、かつまたいらいら、あきらめの感情と同時に、共産党のいつまでたっても少数政党を脱却しないふがいなさにも同様な感情で、ああいう内容の投稿になったというわけです。
共産党もいつまでも大きくならないから、一部識者から「政界の監査役」などと皮肉られるのですよ。別に二大政党政治でなくても、共産党がもっと飛躍して三大政党政治でいいのです。民主党との連合で政権交代ができるまで議員数が増えればいいのです。
共産党は国政選挙に、豊富な資金をバックに、大量の候補者を立てますがその多くは落選するでしょう。選挙結果で共産党と民主党の候補者が共倒れの選挙区があるのを見て、共産党のような少数政党の役割って一体なんなのだろうという疑問になっていったわけです。
それは政権交代がおきたからといって、スム―ズに景気はよくなる、構造改革は進むなどというほど世の中は単純ではないでしょう。たいして変わりはないかもしれません。しかし政権交代が起きるという事が、日本にとっては画期的な出来事となります。
どうせ政権交代がおきないなら行ってもしょうがないと、私はここ30年ほど国政選挙など、一度も行った事がありません。ましてや、必ず落選するとわかっている共産党の候補者に投票した事など一度もありません。
毎回投票率が低いのも、私のような気持ちの人が多いからではありませんか。
政治形態も、人類史の発展の中で試行錯誤を繰り返したなかで、今の時代は議会制民主主義という形になったわけですが、これとて最上とはいえなく、これからも人間は模索し続けるものなのでしょう。