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莫大な予算

2002/2/22 ケイエス、40代、失業中

 小泉内閣は、年間の国債発行額30兆円に抑えると行っていますが、国債発行指定いる以上は、借金は絶対に消えません。私の記憶する限りでは、年間予算が20兆円台と言う時代を、覚えています。当時なら、現在の年間国債発行額で、年間予算が十分に組めた訳です。
 何故年間予算が膨れ上がっているのだろう。その一つは、経済成長と共に人件費が上がり、公共事業費もアップしたと思います。経済成長は、商品も豊富になりました。
 人件費のアップは、物価をも押し上げイタチゴッコ、定期預金利息は1割をも越えようとしましたが、物価高は、借金してでも物を買った方が得と言う状況でした。
 国は、国債を発行し、借金に借金を積み重ね、現在では、その利息を支払いだけでも、もの凄い額のようです。現実問題、不動産は買った時期により、大きく明暗を分けています。景気が動く前に借金して不動産を手に入れた人は、楽だったと思います。逆に景気の末期は悲惨な状況です。
 通貨の価値の変動は景気に左右されますが、通貨価値の変動は労力の価値をも左右してしまいます。国内通貨の通貨価値の変動は、避けたい物です。物価が下がれば、通貨価値は上がります。物価の変動は、消費動向に変動を与えます。それは、真っ先に、労働者が影響を受けます。世の中、経済も含め回り物です。
 何事も安定する事が大事だと思います。私は、30兆円予算の頃を振り返り、そこからやり直しが出来るなら、戻って欲しいと思います。
 国債の発行額が30兆円でなく、予算を30兆円目標にすべきではと思います。国債の償還を国債の発行でせず、デフレの分、日本銀行券の追加発行し、それを国債償還に当て国債の発行を、止めるべきです。
 借金は利息が加わり、安い物を買っても、結果は、高く着く事になります。物価、通貨価値が安定していれば、何時買っても、良いわけです。
 公共施設も、必要な物は早期に欲しいかも知れませんが、予算の中で、また、議会の中で私欲を交えず、順序を決める事です。それが政界のルール作り、政治改革です。欲を抑えることが、安定政治>安定経済>安定生活へ続くと、私は考えます。