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男と女

2002/2/22 獏、50代、無職

 20日の田中真紀子前外相の国会における参考人答弁をTVで見、その後の反響を思うとき、いささか不真面目を承知の上で、ワイドショー的に「男」と「女」を語ってみたい。
 男は当然小泉純一郎首相、女は真紀子さん。昼のワイドショーで劇作家が言ったように主役はやっぱり真紀子さんなのだ。「男は女の涙に弱い」だの「女性と別れる難しさを知った」という彼の発言からして、やっぱり今回の問題は双方が異性であったからここまで盛り上がったんだとおもう。
 「偉大な」父を持った彼女は、なに不自由なくすくすくと育ち、インテリとして父と同じ道を志す。そして父にはなかったスマートさ、かっこよさを男に見出し恋をした。
 しかし男は自分の名前ほど純ではなく、何かしらの妖しさに少しばかり心を動かされはしたものの、それ以上に彼女の持っているパワーや人気を利用した。
 そして時々彼女が見せるわがままや目立ちたがりにうんざりして、男は彼女を捨てた。今の自分を過大評価して。
 さて話はここで終わらない。あくまで主役はどういう結末にせよ、物語の主人公を演じきるだろう。その時まで私たちは、身近な話とダブらせながら観続けることとしよう。