こちらこそ、私や他の人たちの意見を頭から否定せず、真摯に受け取ってくれてありがとうございます(^^)。ミドリさんの言うとおり、政治の現状はあまりにもひどすぎて、鬱屈してる気分は私も大いに共感できます(><)。ただ私は、これを改善するのに100年とか200年とか、非常に長い時間がかかるのを覚悟しておいた方が良いのではないか、と思っています。
『共産党もいつまでも大きくならないから』とミドリさんはおっしゃいました。でも私は、共産党には色々と改善されなきゃいけない部分もあると思いますが、基本的な政治姿勢は正しい、と思ってるのです(><)。それは、『弱肉強食の社会システムを、人道に基づいたものへと改革する』っていう事だと私は思ってるんですけど。だから共産党が大きくならないのは、むしろ国民の方に問題がある、私を含めた日本人全体の政治意識が低すぎる、ってことが問題なんだと思います(><)。だってここまで借金が大きくなっていながら、未だに『良い政治家』というのは『地元に橋や道路を作ってくれる政治家』だという考え方が、幅をきかせてるんですから!(汗)
私が共産党に、『党勢拡大』より『民主主義の徹底』の活動を求める理由はそこにあります。今回の『宗男ハウス』で脚光を浴びたのも、言わば表層的な人気であって、普段の地味な議会活動(予算をモラルに基づいたものへと近づける努力)が評価されたものじゃないと思います(><)。かつての小泉人気と同質の人気、って考えたほうが良いと私は思います。『政治家の仕事は税金の再分配!』というある小説家の言葉が、私は真実なのだと思います。どれだけ税金や政治力を、国民本位で(公平に)使えるか。そこの部分を、我々国民が真摯に監視していかなくてはいけないのではないでしょうか(><)。
私達国民は、選挙権を誰でも貰えるけど、その効果的な使い方(民主主義を向上させる使い方)は学校もマスコミも教えてはくれません。『ハードあれどもソフトなし』って状況なんだと思います(><)。だからそのソフトの部分、どうしたらもっと良い世の中を作れるのか、どういう政治家や政党を選んだら良い国になるのか、という知識を、国民全体が高いレベルで持つようにならないといけないんじゃないでしょうか。
例えば学校教育で『民主主義』の授業を設けるとか☆『民主主義の本質は権力への監視』ということで、教科書・指導書の類は一切無し! 授業内容は教師本人が全てを決めて、校長・教育委員会・文部省などは一切口出しできない! しかし授業内容は全て公開しなくちゃいけない! (音声の録音・ノートの公文書化)なんてアイデアはどうでしょう?(^^)
とにかく現状を変えていこうと思ったら、世界レベルでの民主主義の向上が必要だと思うので、長い長い時間を覚悟したほうが良いと思います(><)。例えば今、共産党が政権を取っても、それを望まない世界中の巨大資本に経済的な揺さぶりをかけられて、人為的な不況の責任を取らされて失脚、なんて可能性が高いと思います(すごく腹立たしいけど)。良心的な政治を望むなら、底辺から改善していって、世論が理不尽なことを許さない状況を作り出さないといけないんじゃないでしょうか(><)。私が生きてる間に全部が良くはならないだろうけど、一歩や二歩でも前進を勝ち得たら喜びましょう(^^)。