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色々御意見が出ているようですね。
言った言わないやNGOいろいろ要素はあると思いますが、根はもっと深い気がします。田中元外相の資質の問題等もありますが、田中さんを外相にした官邸側の誤算では。初めから田中下ろしが画策されていたような気がします。もし本気で、田中さんに外相をやらす気があれば使いやすい部下を付ける筈です。社長の方針に従わなず、外部の人間に従う部下ばかりなら、当然その外部の人間にその会社は乗っ取られるはず。その通り乗っ取られたのですから。野上は田中さんがもっとも敬遠していた人ではなかったでしょうか。そして一番官邸に近い人事だったはずです。確か福田官房長官の強い押しで決まったのでは。なぜかと言うと田中さんがあそこまで本気で改革を推し進めると思わなかったか、はじめから福田は気に入らなかったかどちらかです。機密費及び機密費の上納問題、ODAなどの利権の問題等田中さんにこれ以上知られたくない、今後の自民党内での力関係のため大きな尻尾を掴まれたくなかったのが真紀子下ろしの本音ではないでしょうか。
外交に弱い言われる小泉首相は外務省にこれほどの利権が存在する事を知らなかったのでしょう。
つまり、小泉首相の行政改革には外務省は入っていなかった。本当は田中さんを切りたくなかったのだが、自分の推し進めたい改革の為、田中さんを切り、福田を取ったというのが大方の筋書きではないでしょうか。
でも、それも小泉首相にとっては誤算だったと言うことです。国民は馬鹿ではなかったから。