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一般投稿欄

他人任せの小泉総理

2002/3/1 ケイエス、40代、失業中

 小泉総理は、構造改革を盛んに言っているが、国会質疑を見ていると、総理の仕事の中身が全く見えません。全ての省庁の監督、指揮権と総責任を持っている総理の筈ですが、閣僚や、官僚に全てを任せ、問題が起きても他人事のように答弁する総理、各省庁の中身を全て把握しているのか疑問です。
 私は、投稿に当たっては、思い込みでの発言が多いわけですが、総理には国民に誤解を受けるような、行動、態度を、取って欲しくないです。その事は、総理のみならず、公人と言われる人は、多くの人が見ています。
 子供には、大人の悪いイメージを植え付け、それが大人の全てと思われる事は、教育上の悪影響を与えます。お笑いの世界では、政治家を2枚舌とか、嘘つきは政治家の始まりと皮肉を言う事も有ります。
 政治家は、問題を起こすと辞任で物事が終わってしまう事が多いと言うイメージを持っています。外務省問題、鈴木氏問題、これも総理は他人事のように見て、総理自身は何ら関わりないと言うふうに感じられてなりません。
 この問題に対しては、コメントを避け、参考人招致の場で、皆さん方が思う存分聞けば良いのでは。その後疑惑が深まり野党側からの証人喚問要求に対しては、私が決めることでは無いと逃げ、自民党は一度、証人喚問の拒否の態度を示しました。証人喚問は、決まったようですが、予算成立を急いでいるようで、日程調整で揉めているようです。
 毎年忙しがる予算の国会。それなら、通常国会の召集を、早めれば良いと思うのですが。忙しい予算も、不正疑惑の中で予算を組んだのでは、税金の無駄使いになるのは必至です。

 医療費3割負担を三方一両損と言う小泉総理。大岡越前の話は、お金を拾った人は、元々お金を持っていなかったから、丸儲けです。
 一両を存しているのは、お金を落とした者と大岡越前です。しかし、お金を落とした者は、戻らなければ丸損の被害が、緩和されたわけで、一両損も落とした者の責任と思えば、損の内に入らないと思います。一番損をしたのは、大岡越前です。大岡越前は、落ち度は無く相談に乗った上に一両の負担は、一両分以上の損です。

 医療費問題は、裁きを出した小泉総理は大岡越前の立場ですが、何を損しているのだろうか。三方に小泉総理が入らないのは、三方一両損に当てはめるのは不適当です。この問題で一番損害を受けているのは、保険料を納めながら、高額医療を受けられない貧乏人です。

 思い込みの政治でなく、現実をよく見て、また各省庁の、最高責任者として、答弁を閣僚、官僚に任せきりでなく、総理自身も答弁出来るような管理が必要では無いかと思います。私のように無知な人間でも理解できる政治をして欲しいです。
 今の政治では無理かと思いますが、経済弱者を苦しめないで下さい。雇用、医療、年金は、国民の生命線。国の責任です。