3月29日付けの貴方のレス拝見しました。確かに佐々木質問は「外務省内部からの機密リーク」に基いているでしょう。一般論としては、「公務員は職務上知り得た事項に関しては、守秘義務」を求められます。
何といっても思い出されるのは、30年前の「外務省機密漏洩事件」です。このときは、リークされた「沖縄返還に伴う米日密約」を国会で暴露した横路議員がニュースソースを秘匿しなかった為に、外務省職員が「守秘義務違反」で免職されたのでした。しかし当時でも、「国民の利益に直結する事項に関しては、守秘義務よりも国民の知る権利が優先する」として、大いに議論になったものでした。
無論佐々木議員も30年前の苦い経験を踏まえて、「ニュースソースの秘匿」には、慎重の上にも慎重をきしていることでしょう。今回の「宗男ハウス問題」に関しても、「国民の知る権利が公務員の守秘義務違反に優先する」と私は考えますが如何でしょうか。