今国会は新年度予算の審議の中、鈴木議員の証人喚問、加藤議員の秘書の脱税問題と疑惑が噴出している。
これらは田中角栄に代表される自民党政権が一貫してやってきた国民の利益よりも自分たち及びそれを取り巻いている一部の人たちの利益を優先さす政治の延長線上におこっているとみる構造的な問題である。
さて日本も戦後資本主義社会の発展の下で、持てる者と持たざる者の格差は拡大したものの、一定の中間層も育ち、それとともに民主主義も根づいてきた。
歴史を振り返るまでもなく、その時々の社会体制はその時代を反映している。資本主義も例外ではありえず、「政治」と深く関係している。
ちょっとわけがわからなくなったが、要するに歴史は続くと言う事だ。今の自民党政治が果たして日本の発展に貢献してきたのか。ノーだ。そしたらそれに変わるものとしての日本共産党の役割は何か。
私たちは未来を観念的に悲観的に見るべきではない。人生たかだか80年。その中で歴史の総和を基にして、今すべき事をやるのみ。遣り残した事は引き継がれていくだろう。
現代政治を考えるに、共産党だけでは政治を変えられないことははっきりしている。また日本経済の舵取りも難しいと思う。もっと大きくする必要がある。なぜ大きくならないのか。はっきりしている。党員拡大、赤旗拡大の優先の前にまずもう一度党の歴史的総括をし、党内民主主義を徹底する。
その事により、内外の良識を高め発展さす事です。
現実の私たちは未来を知る事はできません。共産党の描く社会主義、共産主義も想像に過ぎません。しかしいいじゃないですか。21世紀を共に生きる者たちが育てはぐくむ良識が未来に繋がっていると思うと夢がありますから。