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2000年衆議院議員選挙より

2002/4/25 高弘、30代、会社員

比例得票率(%)
自民党-28.3
民主党-25.2
公明党-13
共産党-11.2
自由党-11
社民党-9.4

議席配分
定数1-自28.3
定数2-自28.3民25.2
定数3-民25.2自14.2自14.1
定数4-民25.2自14.2自14.1公13
定数5-自14.2自14.1公13民12.6民12.6
定数6-自14.2自14.1公13民12.6民12.6共11.2
定数7-自14.2自14.1公13民12.6民12.6共11.2由11
定数8-自14.2自14.1公13民12.6民12.6共11.2由11社9.4
定数9-公13民12.6民12.6共11.2由11自9.43自9.43自9.43社9.4

議席数(定数480)
定数1×480-自480
定数2×240-自240民240
定数3×160-自320民120
定数4×120-自240民120公120
定数5×96-自192民192公96
定数6×80-自160民160公80共80
定数7×69-自138民138公69共69由69(超過3)
定数8×60-自120民120公60共60由60社60
完全比例代表-自136民121公62共53由53社44

 選挙区で定数がいくつ位になれば、各政党の死票がなくなるのか、2000年衆議院議員選挙の各党の得票率より計算してみました。
 選挙区ごとに得票率は、違うため全てこうなる訳ではありませんが、各党がそれぞれ候補者を出して正確な票読みをすると、大体これに 近い結果になるはずです。
 見ての通り選挙区の定数によって選挙結果が、全然別物になります。
 やはりこうしてみると野党は当選者を出すのは、困難です。
 共産党は、定数6で社民党は、定数8程度でやっと1人当選者を出せます。
 公明党が議席を大量に獲得できる定数3~5の中選挙区にこだわるのが、分かりますよね。
定数1-自民圧勝
定数2~5-自公過半数確保
定数6-ようやく議席数で与野党拮抗
定数8以上-この辺りから比例代表的に議席が取れるようになる。
 定数が少ないと下位政党は全滅し、定数が増えるに従い議席を獲得できるようになります。
 全選挙区の定数が7以上か完全な比例代表なら与党は過半数割れになっています。
 しかし比例代表的に議席が獲得できない小(中)選挙区では、投票する前から野党敗北の結果が見えているのです。
 選挙区より上位何名かを選ぶという仕組みでは、下位政党は基本的に全滅するしかないのです。
 毎回開票結果を見るたびに、何か詐欺にでもあっているような不愉快な気分になります。