最近の国政選挙を参考にして各選挙制度での選挙結果を予想してみました。
①完全小選挙区
自民党-単独で過半数を確保。
民主党-野党内で一番確保するも自民には、はるかに及ばず。
その他の政党-党首クラスのみ当選で一桁程度。
共産党-総与党の反共政策により基本的にゼロ。
②完全中選挙区(定数2~4)
定数2-自民と民主が、選挙区で1議席ずつ分け合う。
定数3-自民と民主が、選挙区で1議席ずつ取り3議席目を残りの党で争う。
定数4-自公が、選挙区で確実に1議席ずつ取る。
地方では自民党が2議席確保も可能。
自民党-共倒れに気を付ければやはり比較第一党
民主党-野党内で一番確保するも自民には及ばず
公明党-定数3以上の選挙区ではかなり確保。競り負けそうな時は候補者を引っ込めて自民党を支援し自民党が2議席確保
その他の政党-定数3以下では自・民・公に割り込める可能性は低い。
共産党-都市部で民・公に競り勝てればある程度確保できる。
定数3以下では、競り負けるときは全滅に近いと思われる。
③大選挙区
自分では、予測は困難。
④完全比例代表
各党の得票率がそのまま議席率。
与党の過半数割れの起きる可能性が高いのは、野党が、優勢時で大選挙区か完全比例代表の時ですね。
小(中)選挙区では、全然野党の方に勝ち目がなさそうなので、野党共闘も考えたのですが、不確定要素が多いため除外しました。
基本的に選挙区の定数が2~4程度では、バラバラに戦っている状態では、票が分散して野党は共倒れになります。
中選挙区に戻せば野党にも勝ち目があると思ったのですが、自・民・公で上位3議席は、埋まるため死票のしわ寄せは、野党を直撃します。以前の中選挙区で自民党が圧勝していた状態に似ていますね。地方でも定数が2~4の所では、自公で半分以上取ってしまっているはずです。
分散している末端の票までを一票の無駄もなく全て議席に反映させて、初めて野党に勝ち目が出てくる訳です。
選挙制度が変わらないとやはり自民党政権が、続きそうですね。