今の日本を攻撃する国家はないから非武装が良いとする意見について発言します。
今の日本を攻撃する国家がないのは、日本が米帝の従属国だからではないでしょうか。日本が米帝のアフガンにおける虐殺に反対し、パレスチナを占領して虐殺を続けるイスラエルを支援する米帝に反対すれば、「俺の味方をしない奴は敵だ」の無法者ブッシュが率いる米帝による攻撃の危険にさらされます。
対米従属を断ち切り、無法者米帝に堂々と反対できる立場に立とうとするのなら、武装せざるを得ません。それも、米帝に対抗できるだけの核武装が必要でしょう。
ソ連当時と比べ物にならないほど経済的社会的に衰退したロシアが国際政治において重きをなしているのは、巨大な核兵器というソ連の遺産を受け継いでいるからではないでしょうか。
もちろん、核兵器廃絶大賛成です。しかし、核攻撃を本気で検討している米帝のような国家が存在するという現実を前提とすると、武装によって安全を守ろうとするなら、核武装までいかないと意味がないように思います。
このような考え方は、日本では特異かもしれません。しかし、国際的に見ると、このような考え方が特異とされる日本が特異な存在ではないでしょうか。
なお、武装だけで安全が守れるとはもちろん考えていません。しかし、武装無しで安全が守れるとも考えていません。