門真市議のヒゲ-戸田からの報告第2弾。この投稿をアップしていただける頃には選挙結果が出ていますが、その直前の予想としてお聞き下さい。(4/14(日)夕方6時過ぎ投稿)
4/12投稿で「既存の与党議員は地縁血縁カネの縁で安泰、残りは新人と共産党及び市民派現職の砂川の食い合い」というのが「事情通」の観測のようです。」と書きましたが、12・13日の現地支援で見た所では、そうでもないようです。
16議席のうち前回、保守系の皐月(さつき)会11+公明党1が町長陣営で、共産党3+無所属市民派の砂川クンが革新・反対勢力という構造だった所、立候補者は「皐月会全現職」+「公明党現職+新人1」、共産党全現職・砂川、そして新人8で、この多さと前回トップ当選約1100票の公明党が議席1増を狙うことが、今回の特徴です。共産党は現状維持の守りの選挙。
大きな争点は産廃焼却施設の建設の是非の問題で、町長ともども引き込み勢力の皐月会+公明党のポスターはこれに全く触れず、それ以外の候補は全て「反対」「白紙撤回」を打ち出しているので、ある意味で非常に分かり易い。
新人8人の内には産廃業者や地元勢力的候補と「市民派」的な人が入り混じり、「反対」と言っても疑わしい人もいるが、戸田が見てしっかりした反対派という人が4人前後はいるし、「これはもう定番的完全市民派」と言う他ない運動スタイル(友人・地域活動仲間の手弁当選挙)の女性候補もいて、「志賀町にもこういうスタイルの候補が出てきたか」と感慨ひとしお。
良好な自然環境に引かれて来たであろう立派な新興住宅街を持つ志賀町で、「旧勢力による危険な産廃施設の呼び込み」は新住民の危機意識に火を付けていると思うし、野党と新人勢力はそれを強く訴えて、特に砂川陣営は「皐月会と公明党への投票は毒ガス施設受け入れ了承と同様」と訴えまくったので、とりわけ公明党は青くなってテコ入れしたが、1増はムリではないか。皐月会議員で落選者3~4名は十分ありそう。
●砂川高位当選確実で、新人3~4名当選。共産党は1減くらいがありそう。(共産党も必死にテコ入れしていた)
広報の中での共産党は3人の見出しコピーと経歴が違うだけで後は何から何まで同一、という無個性なもので感心しない。
◆新人候補の歴史的増大、市民派議員増大の呼び水は砂川クンのこの4年間の獅子奮迅の活躍によるもので、共産党議員はカヤの外の話。「町長選挙直前の現職町長が、庁舎新設にかこつけて5000円の商品券を158人に配った」という破廉恥事件(2000年1月)でも、共産党議員は砂川クンが突き返して問題にするまで何も問題とせずに受け取っていた、という鈍感さだった。砂川の民事告訴で1審・2審とも町長完全敗訴するほどの事件なのに、旧来の感覚になじみ過ぎていたのだろう。
旧体制の中での「唯一の革新勢力」、という形式はもう通用しなくなっている。増大する革新的市民派議員と中間派議員との上手な共同をして、町政刷新を進められるかどうかが、志賀町の共産党に問われていくだろう。
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◆砂川候補のHP http://www.asahi-net.or.jp/~ph6j-sngw/
その最新情報
http://www.asahi-net.or.jp/~ph6j-sngw/what_new.html
◆戸田HPhttp://www.ne.jp/asahi/hige-toda/kadoma/
◆砂川候補を支援する作家の宮崎学さんのHP内特集記事
http://www.zorro-me.com/2002-4/oen-sunagawa.htm
現地情報も盛り込んだその組員掲示板
http://6308.teacup.com/kitsuneme/bbs