京都の選挙が終わり共産党のHPにも結果が報告されたようです。そのことについて京都在住のものとして一言述べます。
今回の選挙は共産党が負けるようにして負けたと思います。対立候補の山田元副知事は私の近辺では「誰?」という感じで、野中氏が担ぎ上げた候補と言うくらいしかなくまた、野中氏のお膝元の町長が立候補と言う状態。対して、森川氏は前回も出馬して知名度は中では一番、かつ、中央政権のの腐敗に対し、風は有利でした。
序盤はいい戦いでしたが、結局、森川氏は何をしたいかどう導けばいいか何も聞こえてきませんでした。 共産党員に聞いても結局共産党候補だからということだけで、人を選ぶのではありませんでした。
選挙直前は、共産党だから入れる、共産党がいやだから対立に入れるただそれだけの選挙でした。
ひげー戸田氏が述べておられるように、産業廃棄施設の等の賛否をとう選挙の場合わかりやすく、自分の意見を表明する候補に入れられるのに対し、現状を打破するにはどうするかと言った命題に対し、何も答えられない候補と言うのが今回の感想です。これは共産党全体の問題でもあると思います。党の執行部の言うとおりになり、自分の意見がない。 だから、”敵”がはっきりしていることに対しては、反対票、不満票の受け皿として活躍するが、国民はそれ以上の事は望まない。それを自覚すべきです。
また、自民党、公明党を批判していますが、それ以外にも問題があります。京都でも、共産党が強いのは公務員が、その一翼をにぎってきました。共産党の強い市町村の公務員の給与が高い。20歳になったとたん、選挙に入れるよう教師から連絡があった。組合闘争だと働かない看護婦、私の周りで最近このような事をいわゆる普通の人(政党に興味のない)から聞きました。だから共産党にはいれないと言う人が最近増えてきたように思います。
自民党の腐敗と共に、古い体質が露呈した社民党。共産党がその体質を変え、第2の社民党にならない事を望むばかりです。なぜなら、一番可能性があるからです。しかし、現在のような体質に気づかない限り、京都では革新政党の登場は絶対ないと確信した今回の選挙でした。
長々と述べましたが、私ももう空から降る一億円の星さんの言われる総括の時期に来たと思います。いかに、変わるか。今、変わらないと日本はダメになると思います。共産党(執行部、体質)をかえる。そのためにはどのような事ができるか、しなければならないか考える時期に来たと思いませんか。